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講演録

:北海道女性医師の会が開催した講演会のご紹介です。
 

「女性医師支援から職員のワークライフバランスへ」
 講演会報告書

去る7月26日午前10時より、グランドホテルにて北海道女性医師の会主催による大阪厚生年金病院院長の清野佳紀先生の講演会が開かれました。日曜の朝の講演会にもかかわらず、50名近くの方がきてくださり、「女性医師支援から職員のワークライフバランスへ」というテーマで清野先生の熱意あふれる講演にききいりました。

kouen 清野先生はまず最近の女性医師の増加の現状、その女性医師たちが子育てなどで第一線の病院で働けていない状況を説明されました。このような中で先生が考え出されたのは女性医師が子育てをしながらもうまく働いていける制度であり、短時間労働の正職員という発想でした。また、保育園も病児保育まで考えられ、働く環境も整えられました。そしてこのような制度は女性医師のみならず、誰もが利用できる制度でなければならず、不公平感がない制度が必要ということを強調されました。そこから表題の職員のワークライフバランスということへ繋がっていくわけです。

先生はご自身の病院で実践されているいろいろな制度をご紹介して下さいましたが、全職員が無理なく働いていくことで収入もあがるということもおっしゃっていました。これはとても重要なことです。このようなことがあって、他の病院の管理者も納得させられるわけですから。

kouen 1時間ほどの講演でしたが、とてもわかりやすく、論理的で非常に勉強になりました。講演のあと、たくさんの方から質問やコメントが出されました。通常、このような講演では1.2の質問と座長からのお決まりの質問などで終わるのですが、この日はたくさんの方が発言し、終了時間まで1時間ほどの討論が続きました。
その中で、やはり、自分たちが置かれている環境が清野先生のお話されたようなものとは程遠いことを考え、このようなシステムが全国の病院や職場で考えられるようになればという想いを強くしました。参加された方はそれぞれの職場に帰り、これからこの講演をいろいろな形で生かしてくださるのではないかと思います。

なお、今回の講演会には女性医師ばかりではなく、男性の管理職の方や医師会からもたくさんの参加があったことを申し添えます。
ご参加のみなさん、本当にありがとうございました。

文責 塚本江利子、平成21年8月記



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