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講演録

:北海道女性医師の会が開催した講演会のご紹介です。
 

第5回 在宅高齢者(嚥下障害、胃瘻造設者)の
 栄養管理講習会を開催して

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平成21年8月8日、札幌医科大学基礎研究棟で在宅高齢者栄養管理講習会が行われました。この会は高齢化社会を迎えて嚥下障害をきたす方々が年々増加しているため、医療者やヘルパー、人工栄養管理の患者さんを介護されている一般の方々を対象として日本女医会が全国で行っているものです。第5回となる本会は、日本女医会ならびに当会の理事をされている北佑会病院の濱田啓子先生が主催されました。

kouen 日本女医会長寿福祉社会福祉委員会委員長で並木病院院長、藤田保健衛生大学名誉教授の山本纊子先生のご挨拶ののち、札幌医大耳鼻咽喉科の才川悦子先生から嚥下障害の基礎知識、検査についてのお話しがありました。その後山本纊子先生からは嚥下障害をおこす疾患・合併症としてパーキンソン病や脳血管疾患、北海道大学病院リハビリテーション科の濱田有紀先生からはリハビリテーションの実際、北佑会病院の栄養士石井いつみさんからは食べやすい食品の形態やゼラチンなどを使う食事の工夫に関してお話いただきました。

次に、長沼町立病院院長の倉敏郎先生の胃瘻・腸瘻の実際についての講演では、まだ胃瘻が一般的に知られていないころから取り組んでこられた豊富なご経験をもとに、わかりやすいお話をいただきました。


kouen 日本女医会作成の嚥下障害についてのDVDを視聴したあと、札幌医大のNST(栄養サポートチーム、Nutrition Support Team)委員の看護師の木戸孝栄さんから病棟での栄養管理の実際について、皮膚・排泄ケア認定看護師の角谷真由美さんからは胃瘻周囲のスキンケアについてのお話があり、そのあと4班にわかれて、栄養補助食品、栄養剤、胃瘻や皮膚ケアなど実際に講師の説明を受けながら実習をおこないました。


医師、看護師、介護施設職員、栄養士、言語聴覚士、学生さん、一般の方々と広く多職種から100名近く参加いただき、盛会のうち無事に終了しました。参加された方々からは日常生活や日々の診療で役立つ内容であったと嬉しい感想が寄せられました。
夏休みのお忙しい中ご参加くださった皆様、講師の先生方、スタッフとして準備をして下さった北佑会神経内科病院、札幌医大NST委員、言語聴覚士の皆様、どうもありがとうございました。

文責 札幌医大耳鼻科 新谷朋子、平成21年9月



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