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:女性医師に関するさまざまな話題をご紹介します。
 

ゆいネット報告書

札幌市 苗穂レディスクリニック 堀本 江美

平成22年は札幌会議、懇親会、講習会と3つの事業を行い、「ゆいネット」は子ども達を守り支援して行こう!と熱い思いを持った方々が一同に会する素晴らしい会になりました。
3年間の活動を通じて、こんなに身近に熱い思いを持つ専門家たちがいることに驚き感激すると同時に、会に政策決定を担う市議会議員や道議会議員が多数参加してくれたことや、保健所・警察・教育委員会などの行政組織の参加も高く評価できます。以下に3つの会議の報告をします。

ゆいネット札幌会議(22年5月)

以下のプログラムに沿って会議を進行した。
(1)「ゆいネット札幌会議発-札幌市議会提案事項の進行状況と展望」について
   札幌市議会議員 三宅由美
(2)「子どもアシストセンターの具体的対応」
   元中学校校長 山田明子
(3)札幌市教育委員会
   澁谷一典
(4)札幌市青少年女性活動協会
   寺田陽子

ゆいネット札幌会議・夏の懇親会(22年8月)

いつものメンバーに加えて、北海道警察本部警務課犯罪被害者支援室の車久司氏達も参加、被害者センター(ワンストップセンター)を札幌で設立するために何ができるかを熱く語り合い大いに盛り上がった。

女性と子どもの相談支援者講習会(22年7月3,4日、9月4,5日)

otaru 子どもの相談支援に関わっている方々のスキルアップと、今後子ども達の支援ボランティアになりたい方の養成を目的に、4日間にわたり講習会を開催した。
ゆいネット札幌会議の懇親会の場で、児童会館でボランティアをしてくださる善意の方々は多いが、健康知識や公的な支援の受け方、およびカウンセリングの基本などの勉強の機会が無いことが話題に上がった。ゆいネット札幌会議参加者が講師として手を上げて下さり、この講習会が実現した。
札幌児童相談所より「子どもの虐待の基礎知識とケアの現状」について10の事例を取り上げ、グループ討議を通じて、愛着障害・感情コントロールの問題・親への複雑な思い、など様々な子どもの問題について講義があった。児童会館を運営する札幌市青少年女性活動協会の方より、具体的な子どもとの遊び方が紹介された。
otaru 長年DVの事例に関わってきた家裁の調停委員の「DVにはあらゆる刑事犯罪が含まれている。DVは子どもの心身に成長に多大な影響を与える。心理的外傷を与える。」という言葉には衝撃を受けた。札幌市アシストセンター救済委員(臨床心理士)からは、心とは何か?と問われ、現代を生きる私たちの環境そのものが苛酷であること、思春期の放任や孤食の増加は子どもの心の問題を深刻化していること、学校での子どもの問題の顕在化や教師の求心力の低下など、学校ストレスが大きくなっていることなどを学んだ。
otaru 次に精神科医師から、カウンセリングが必ずしも子どもをハッピーするわけではないことや、人格を形成する性教育の重要性など基本的な知識の講義を受けた。
司法面接や性暴力支援センター大阪のお話を聞く機会もあり、素晴らしい講習会となった。



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