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ゆいネット北海道平成26年度報告
子どもを健やかに育む委員会


子どもを健やかに育む委員会

ゆいネット北海道ご報告
全国保険医会 市民公開シンポジウム3《子どもと女性の心を守る》を中心に

ゆいネット北海道 副理事長 守内順子

本委員会は、2008年日本女医会の十代の性の健康支援事業の一環として『ゆいネット札幌会議』として発足し、2011年には北海道女性医師の会が主体となって『ゆいネット北海道』へ発展、子どもの健やかな成長を守る活動を行って参りました。昨年の会報で堀本理事長からご報告しましたが、『ゆいネット北海道』は2012年9月にNPO法人の認定を受け、同年10月には『性暴力被害者支援センター北海道 SACRACH(さくらこ)』を開設、運営を開始しました。

現在、SACRACHは北海道・札幌市の委託を受け、性暴力に遭った女性や子どもの電話相談を行っています。昨年末までに530件以上の電話相談を受けており、重大で深刻なケース、緊急対策が必要とするケースも増えています。このため、昨年春に医療・法律・福祉の専門家による運営委員会を別途発足させました。通常はメールで連絡を取り合っていますが、必要な事例に対しては数名がチームを作り、詳細で安全な情報の共有と迅速な対応を行っております。定期的な運営会議の他に、各関係機関(行政、司法、警察、児童相談所など)との話し合いの場も設けています。女性医師のみならず、弁護士の先生方も熱心に関わって下さっています。ご多忙な方々が無報酬にも関わらず、何とか被害者の力になりたいという思いで集まり、熱心に議論されている姿に、いつも感銘を受けております。活動内容など、詳しくは4月にご郵送させていただきますゆいネット北海道の会誌をご覧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

2008年にゆいネットが発足して以来、北海道保険医会女性部会の伴宰子先生が会議に参加され、歯科医としての立場から貴重な意見を述べられていました。先生は昨年9月14日に札幌パークホテルで開催された、第29回全国保険医団体連合会の医療研究フォーラム 市民公開シンポジウムⅢ《子どもと女性の心を守る》をコーディネートするという大役を果たされました。このシンポジウムは帯広畜産大学教授の杉田聡先生の「2011年逆転判決」以降―より深い被害者支援を・・・の基調講演で始まり、引き続いてゆいネット北海道理事の弁護士、八代眞由美氏が『性暴力被害者に対する法的支援と弁護士の役割』とうタイトルで講演されました。八代先生は性被害や虐待の被害者に対して、種々の形での弁護士の支援の必要性、そして医師や児童相談所、警察、学校など他業種との連携の重要性を述べられました。次に、SACRACHセンター長の小野寺るみ子氏より『性暴力被害者支援センター北海道(SACRACH:さくらこ)の現状』というタイトルで、事例報告も含めて電話相談に関する報告がありました。参加者は、性暴力被害の深刻さ、早期対応の重要性を深く感じたようです。

ゆいネット北海道やSACRACHについて、このような発表の機会を与えて下さった伴先生に深く感謝致します。これからも多くの職種の方々と手をつなぎ、子どもたちの健やかな育成を願って活動して行きたいと考えております。




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